洗顔はスキンケアの基本。間違ったお手入れをしていると、肌を傷めたり、肌のバリア機能を低下させることもあります。とくに乾燥、敏感になりがちな人は、洗い過ぎ、こすり過ぎに注意しましょう。
汚れやメイクはこすって落とすのではなく、洗顔料となじませ、浮き上がらせて落とします。洗顔料とよくなじませる基本は、やさしく繰り返しマッサージすることです。決して強くこすることではありません。手を動かす方向は、真ん中から外側、下から上へ、小さな円を描くのもおすすめです。脂っぽくなりがちな、おでこから鼻にかけてのTゾーンは、鏡を見てお肌の状態を確認しながらしっかりとていねいに洗い、乾燥しやすい目元や口元は、こすり過ぎないようにさっと洗うようにしましょう。
また、洗顔料の成分にもよりますが、基本的に泡立ちと洗浄力はあまり関係がありません。しかし、きめが細かくて弾力のある泡は、洗顔中の肌にとってクッションの役割をします。肌を痛めないためにも、洗顔料はたっぷりと泡立てて、気持ちよく、やさしく洗いましょう。